2015年07月 の記事一覧

    乳腺腫の介護服

    シトシトと雨が降る梅雨、こんな感じの今年の梅雨だけど、九州南部では豪雨が凄いことになっている!
    記録的大雨の注意報があちこちに出るくらいの豪雨、彼の地に住まいする方たちは本当に大変なこと・・・大過なく梅雨の時期が過ぎますように・・・

    アメ君の調子が絶不調、お腹の傷は実は乳腺腫の自壊なので、ここまで来たらどうしようもない。
    オス猫なのに乳腺腫、実に珍しい病気になったもんだ!
    だから私が見落としたのかも?と、今はかなり落ち込んでいる
    数年前に白夜がお腹を舐めて、やはり同じようにお腹全体の皮膚が無くなったことがあり、それと同じように考えていた。
    まさか乳腺腫だなんて・・・思いもしなかった!
    6月24日に病院に行ったときは250グラム減っていたが、3ヶ月で250グラムならまだましかな?と思っていたのに、6月も末になるころからそれまでの食欲魔人ぶりが突如消えてしまい、今は横になってばかりいて動かない。
    腫瘍が出来ると食欲魔人になるが、その栄養はほとんどが腫瘍が取ってしまう。
    よく食べるのは嬉しいが、栄養の行く先を思うと何だかなぁ・・・今は梅雨・・・私の気分は、まさに梅雨真っ盛りなり~。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。

    食べなくなるとすぐに痩せるんだよね・・・
    お腹の傷のために腹巻きのようなものを作り、それを洋服に縫い付けて毎日交換している。
    もう自壊の血膿はあまり出なくなっているが、傷は塞がらない。
    お水も余り飲まなくなった、というか動くのいやなのか飲みにいかない。
    なので輸液を開始、でも栄養が・・・

    今年多分15歳のアメ君、2003年1月5日に保護してから12年かな?
    子猫が大好きで、子猫を保護するとおっぱいを飲ませていたアメ君。
    乳腺腫になるくらいだから、中身はやっぱり女の子だったのか?(笑)
    なんて事を言ってる場合ではない!
    お腹の傷の保護と治療のために毎日介護服を作っていた。
    今はこれでいいかと思うのが出来たので、参考のために写真を写し掲載しょう。
    お腹の傷や治療の時に役立ててください。

    型紙は何度も使うので、薄手のダンボールや厚紙で作るといいかも?
    最初工作用紙の買い置きがあったけど、余り沢山型紙を作ったので品切れに・・・買いに行くのが面倒くさいから、猫缶の箱の中にあった仕切り用のダンボールを利用してみた(爆)
    布は綿でもなんでもいいがニットを使った方がいい、布は手芸品店などで売っている端布で十分だと思う。
    売れた布の残りなんかをカットして売っていて、時には汚れているのもあったりして・・・(笑)
    でも基本的に使い捨てだから、キレイな部分だけを使えばいいこと、カット布を買った方が安くつくと思うよ。
    安いのは1メートルを2~300円で買えるが、こんなに小さなものならびっくりするくらい沢山カットできるので、当て布1枚は本当に安い金額で出来ると思うから安心してね(爆)
    1センチ格子のカットマットの上に置いて写しているから、それを参考にして型紙を作れると思うけど・・・このサイズはアメ君のサイズなので、猫の体重や身長にあわせて拡大や縮小してください。

           何度もつかえるように硬い紙で

    型紙を置いて鉛筆かマジックで型紙どおりになぞりカット、使い捨てになるので縫い代無しの裁ち切りにするから簡単。
    そのカットした布の真ん中に、治療用の何枚か重ねて折ったガーゼを置き端を縫う。
    針目は、使い捨てなのでしつけのときのような大きな針目で大丈夫。
    完成後に、このガーゼ部分にはパラマイシンとかゲンタシンなどの抗生剤入りの軟膏を分厚く塗り、傷に当たったときの治療用にと思っている。
    もちろん傷には軟膏を塗るが、時間の経過と共にこすれて効果が無くなってしまうので、ガーゼにも塗っておくとよい。
    それに傷からの浸出液でガーゼに傷部分がくっついてしまうと、はがすときに傷がまた開いてしまい治療効果が半減する。
    軟膏をガーゼに塗っておくことでそれがカバーできるし、追加で薬を塗ってるのと同じでは?なんて思ってるんだけど・・・どうだろう?
    (追記・上下逆に写してる・・・すみません、カーブのある方が上で、縫い付けるのはカーブ側です)

           ガーゼを置いて縫い付ける

    そして服を裏返して、ガーゼを縫いつけた布の「前」になるカーブした部分を置く。
    この時に縫い代が太くなるとゴロゴロするので、中表に重ねないで服のすそ部分に「前」になるカーブした部分を置いて、そのままぐし縫い。
    服を脱がすときに先に糸を切った方が脱がせやすいので、このつなぎ目もしつけ用の大きな針目で縫う。

           完成したらこんな感じ

    最後に着せてからひも状の物でくくって背中部分を輪にするので、3つほど穴を開ける。
    この時に開ける穴は、100均で買って来た一穴の穴開けパンチで開けると簡単(笑)

           1穴のパンチで穴開け

    紐で結ぶとこうなるが、分かりやすいように違う色で結んでみた。
    尻尾側をきつくしたいので1本の紐で結び、上の2個の穴には別な紐1本で結ぶ。
    この紐も余った部分で作っておくが、ニットなので伸びるから10センチから15センチの長さがあれば大丈夫。
    そして服のすそ部分に紐通しの輪をつけ、そこに通しておくと上下がずれない。

          紐で結ぶとこんな感じ

    カラーをつけていても、亀さんのように上手に首を伸ばして傷を舐めるので、輪の開き方の小さなカラーをつけられた。
    でも、これでも上手く舐めるんだからなぁ・・・かなり手こずってます(笑)

          カラーが邪魔だとふてくされてます(笑)

    昨日から食べなくなってるので、強制給仕をするかどうか思案中・・・輸液を入れたからしばらく様子見かな?
    服を着替えさせて写真を撮られて、安静を破られたのでちょっとお怒りモード中(笑)

           しんどそう・・・

    今日見た限りでは血膿は出ていない、かといって傷口は開いているので油断できないけど。
    1月に亡くなった政子さんは、保護時には乳腺腫ができていた。
    切除するかどうかは、高齢であることと出来た経過を知らない事とでしばらく様子を見ようということになっていた。
    しかし政子さんの乳腺腫は可もなく不可もなくって感じで、大きくも小さくもならなかったのだ。
    その子によって経過は様々だし良性か悪性かによっても違う、アメ君の場合は悪性なのかもしれんなぁ・・・

    そしてこちらはアメちゃん、女の子ね(爆)
    元ランちゃんだが、お便りの中にとても嬉しいことが書かれていた。

    アメちゃんは元気イッパイ!特に来た頃と変わったのは良く鳴くようになった事です。
    おやつが欲しいとき、遊んで欲しいとき、私達が帰ってきたとき、普通の猫になりました。
    若干食べる量も増え少し巨大化してきたかもしれないです^_^;


    アメちゃんは、捨てられる前は余り可愛がられていなかったのでは?と思っていた。
    あれだけ甘えん坊なのに、何か引っ込み思案というか遠慮がちというか・・・様子を見ていても「あれ?」と思うことが多々あったので、このお便りを読んだときに「やっぱり!」と思ったのだ。
    だから「普通の猫になりました」と聞くと、やっとアメちゃんが本物の猫になったんだ!ととっても嬉しい!
    人も猫もいつも自分自身であってほしい、遠慮をしたり顔色を伺ったりなんてことをするのは、自分を生きていないってことになると思っているから・・・

           わが世の春風なのが嬉しいですね(爆)

    病気もたまに目薬を入れてる位で何も無いと思いますので安心してください。

              ヘソ天で眠れるのは安心している証拠です!

    ありがとうございます。
    いつも元気なのが一番!、そして甘えん坊全開の毎日が過ごせるのが二番!(笑)
    猫語が話せるとアメちゃんの境遇が分かり、早い時期に保護できたのにと思うのにね。
    人の世界でも国によって言葉が違うから、猫語を理解するようになるのは無理か・・・って、生き物としての種族が違うから当たり前だけど(爆)
    ノビノビとおおらかに、そして勝手気ままに、人も猫もそんな生き方が出来る事が一番幸せ。
    今はアメちゃんが幸せを満喫していることがとっても嬉しく、なんだか気持ちがほっこり♪
    今世界が騒がしいから、こんな幸せ話を聞けると本当に嬉しいですねo(^∇^)o

    アメ君永眠

    2015年7月8日20時30分過ぎに、アメ君が旅立ちました。
    2003年お正月に保護したときは多分3歳くらいだったと思うので、今は15歳かな・・・
    オス猫には珍しい乳腺種になって、悪性ゆえに完治もならず・・・残念です。
    でも全く苦しむことなかったし癌特有の痛みもなかったし、それがとても嬉しいですね。
    保護して2週間後のアメ君、まだ痩せてるけど。

          200年1月19日保護して2週間目

    2005年1月5日、お正月休みの最後の日だから用事を済ましておこう、そう思って灯油を買いに自転車で行った。
    横断歩道を走っていると、花壇の前で丸くなって寝ている猫がいた。
    「ああ、この子だな」・・・数日前に近所の猫好きな人が、「高級な猫がウロウロしてた、お腹がすいてたようだから餌をやったけど」と言っていたので、すぐにその子だと気づいたのだ。
    高級な猫・・・ふむ、アメショー柄なのでペットショップで売っているから高級な猫・・・いやいや、その感覚には笑っちゃったけど(^^;;;
    1ヶ月弱過ぎたころ、もうこれだけの貫禄があった(笑)

          2005年2月1日保護して1ヶ月弱

    傍に行くと顔を上げたから、声をかけると立ち上がる。
    かなりの人馴れしていた子で、痩せてガリガリだし顔に傷があるしで、このままほっとけないと連れて帰ることにした。
    抱いてもじっとしている、なので片手で自転車を持って片手で抱いて・・・(笑)
    毛が抜けて首輪の後がくっきりついていたので飼われていたのは分かるし、余りの人馴れ度に可愛がられていたのも分かるが、しかし未去勢だった。
    家の中には当然慣れていてあっちこっちとウロウロ、先住の弱虫にゃんsが逃げる逃げる(笑)
    いつものことだが、完全室内飼いの子は本当にあかんたれだわ( ̄w ̄) ぷっ

    未去勢なので夜になると大声で鳴きまわって徘徊、いや当然だよ。
    だから五月蝿いと外に出されたのかな?そして出入り自由にしていたとか?
    アメ君は保護時は体重は2.5キロしかなかった、そして体中カサブタだらけで右の頬には化膿した傷があり、手足のつめは擦り切れてほとんど伸びていなかった。
    それを見たら外での生活がどんなだったか分かる、臆病で逃げ回ってたってことだね・・・だから体中引っかき傷だらけで、必死で逃げてたから爪は擦り切れたと・・・
    とにかく出たがる原因の去勢をしなきゃ!なのだが、手術の予約まで数日あり、その間は毎晩大声で鳴いてくれましたさ!(爆)
    2013年12月5日、この頃は年齢的に少し痩せてきていたが、まだ乳腺腫は発症していない。

          こんなに元気だったのに

    でも性格は本当に穏やかで、逆にとろいんじゃいかい?と思えるくらい争わない子だった。
    小さな子の面倒をみるのが大好き、だからその後に来たドルはアメ君の傍を離れず、いつだったか大人になってからでもアメ君のおっぱい吸ってた(爆)
    アメ君はFIVキャリアだが、あの子は「噛む」という行為自体知らないのでは?と思うくらいで、時々猫同士のトラブルが起きても、必ず右前足でパンチの連打をするだけ・・・それも目にも留まらぬ早さにはならない猫パンチ、だからいつも最後には逃げる・・・(笑)
    喧嘩をしたり噛んだりすると一緒に出来ないが、とにかくマイペースでのんびりした子なのでそれが出来たのだと思う。
    どうしても襲われている子は感染するね・・・外に出されなかったらそうはならなかたのに・・・

    しかしその免疫不全の特徴なのかな・・・6月末から急激に症状が悪化して食べなくなり強制給仕をしていたのだが、飲み込むことは飲み込むが、あれだけ食欲魔人だったアメ君にしたら、とてもじゃないが絶対量が少なすぎてどうしようもない・・・
    でもね、マメサブもそうだった、あの子もキャリアだったから急激に悪化し、そして自ら食べることを拒否した。
    アメ君も同じような経過をたどっていて、免疫不全はあるところまで悪くなると急激に状態が悪くなる・・・それが特徴なのかな?
    でも、食べないというのもそれはその子の意思・・・癌特有の痛みが来る前に、自分で死期を決めているような・・・
    だから無理強いはしない、アメ君の意思を尊重し、そして体が楽なうちに穏やかに逝かせてやろう、そう決めていたのだ。

    8日になっちゃんのウンチを出してもらいに病院へ行き、帰りに買い物をして家に着いたのが20時25分過ぎ。
    いつもは私のベッドの下に篭っていたのに、帰った時にはベッドの上に上がっていた。
    あれ?アメ君、ベッドの上に上がれなかったのに上がれるようになったのかな?と見に行けば・・・ああ、もう口をあけて口呼吸してる・・・
    最後の力を振り絞って、いつも一緒に寝ていたベッドに上がったんだね。
    しばらく撫でてやっていたが様子は変わらないようなので、とにかく買ってきたもので生ものだけ冷蔵庫に入れようと傍を離れた。
    そしてすぐに帰って見てみれば・・・ベッドの下に落ちてる!
    ビックリして見に行ったら、もう息をしていなかった。
    ベッドの上に上げて体を撫でてやっていたら、大きな息を3~4回ほどしてそのまま・・・やっと楽になれたね・・・

          アメ君、また帰っておいでよね

    アメ君は私が帰ってくるのを待ってくれていたようだ、そして安心して逝ったのだろう。
    一昨年亡くなったちづも、吉備津彦神社に行って帰ってきて10分もしないで亡くなったが、あの子も待ってくれていたようだ。
    昨年亡くなったモモは、元気そうだからとほんの1時間ちょっと外出している間に亡くなったが、あの子は最後を見られたくなかったのだろう。
    その子その子によって逝き方が違う、でもそれはその子の意思だから尊重してやらないとと思っている。
    人にも意思があるように、猫にもきっと意思があると思うから・・・

    なんだかノーテンキな子がいなくなると火が消えたよう、「アメ~っ!」と言って追いかけていた私が一番寂しいのかもしれない。
    「アメ君命」のドルは、いつも余りの意地悪振りに誰も傍に行かなかったが、アメ君がいなくなったストレスからか今はより凶暴さを増し、自分の方から皆を襲いに行っている(爆)
    ご飯の用意をしているといつも足元に来ていたが、今まではゆる~い猫パンチを繰り出していただけなのに、今は傍にいる子に強烈な猫パンチを食らわせて怒り狂っているドル・・・困った!(笑)
    アメ君のおっぱいを吸ってるドル、証拠写真だよ!(^w^) ぶぶぶ・・・
     
          2005年9月17日

    オス猫に発症するのは1パーセントほどの確率しかない悪性乳腺腫、猫にしてはちょっと変わった変猫のアメ君だったので、罹る病気も超珍しい病気だったよう。
    今頃は先に逝った皆のところで、あのヌーボーとした性格の本領を発揮しているかもしれない。
    もう辛い病気でもないし、現世の制限を何も受けない世界に居るんだからね、ゆっくりと自分の好きなことをすればいい。
    人も猫も、いつでもどんな時でも幸せな時を過ごせることが一番、そうだよねアメ君・・・